10年ほど前、その頃はまだエルメスに興味がなかったものの、ふとある直営店でオーストリッチのバーキンが飾られていました。
元々、オーストリッチがとっても好きなのもありましたが、そのバーキンに心惹かれたものの、お値段が、数百万で、即断念。
そこから、いつかは持ってみたいと、憧れのバーキンになったのです。
そのころ、私は子供を産んだばかり。
旦那は学生で全くお金がなく、明るい未来を信じて、買い物を控え、子育てに四苦八苦していました。
ブティックの顧客ではないし、外商もついていないし、もちろん親戚誰一人、エルメスとは無縁な家庭です笑
そんな私が、正規直営店でエルメスバーキンを手に入れることができた話をしようと思います。
エルメス製品を購入する
とりあえず、バーキンを手に入れるためにエルメス製品を購入しましょう。
私は、フリマアプリで購入しました。
こんなところでしょうか。
私が購入したものは、エルメスピコタンロックPM。
フリルやメルカリは、お値段交渉ができるのでお勧めです。
いざブティックへ
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どこのブティックにいこうか考えました。
都心だと全然相手にしてくれないかもしれない。
そう思った私は、横浜へ。
まずはそごう。
ピコタンロックをもって。
服は決めすぎず、シンプルに。
さりげなくフラーっと見て回り、
「ツイリーを見せていただけますか?」と。
ピコタンに付けたいから一緒に選んでほしいと伝えました。
平日は客がほとんどいないので、長話ができます。
ああでもない、こうでもない。
これがいいかも。
なんて言いながら、いざ本題を投げかけます。
「本当はね、バーキンが欲しくて」と。
すると、「なかなか入ってこないんです」って。
はぁ。
やっぱりか。
でも、くらいつきます。
どれくらいの間隔で入荷するか、やはり顧客にしか売らないのかなどなど。
そんなことはないっておっしゃってましたけど、どうなんでしょうか。
この店員ではきっとバーキンが回ってこないと思い、ツイリーを購入することなく、店を後にしました。
ブティック2件目
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さて、次は高島屋へ。
やはり、無理なのでしょうか。
1件目と同じように、フラーっとお店に入り、ぐるっと一周。
すると、店員さんから声をかけられました。
「ツイリーを見せてください。」
またも同じく、ピコタンに合わせるツイリーを一緒に選んでくださいと。
数十分前に見たものと同じツイリーを、いいですねぇと言いながら見ました。
でもやっぱり担当が違うと、選んでもらうツイリーもちょっとずつ違うんです。
今回の店員さんは、買わせるのがとってもお上手で、流れで購入することに。
包んでいただいているのを待っている間、私はガーデンパーティーを見て待っておりました。
すると、「他何かお探しですか?」と聞いていただけたのです!
「えっとー。本当は、25のバーキンが欲しくて」と。
すると、「やはり黒がいいんですか?」と聞かれました。
実は。
ピコタンロックの色がルージュトマトのバイカラーで鮮やかな色なんです。
そのほか、私の持っているバッグって色物が多くて、黒いバッグ欲しいって話をしていたんです。
「いや、黒も欲しいと思いながら、いつも目が色物にいってしまうので、これというのはないんです」
とお伝えすると、
「バーキン25あります。でも、エトゥープスイフトなんです。」と。
なに、この展開!
でも、興奮抑えて、
「よかったら見せていただけますか?」と聞くと、
「準備してまいりますので、少々お待ちください。」と、もう夢のようなお話。
しばらくしてから、こちらへどうぞと別室に通されました。
やっぱりね。
表には一切出さないんだ。
いやぁ。
やっぱり、素敵ですね。
こんなにすぐに巡り合えるなんて思っていなかったけど、巡り合えてしまいました♪
購入決定です。
店員さんは、ツイリーだけのはずが、バーキンも購入させてしまって恐縮ですとおっしゃてくださいました。
バーキンはブティックにある
私の見解では、やはり一見さんには売る気はないと思います。
私も一見ですが、おそらく、ツイリーを購入していなかったらバーキンは出てこなかったでしょう。
とすると、そごうにも、もしかすると在庫があったのかもしれない。
なので、本当にバーキンを購入する気持ちがあるのであれば、エルメス製品をいくつか購入したうえで、バーキンを目指すのが近道なのだと思う。
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