夫と二人になれる場所で話をしました。
夫は頑なに何もないと言い張ります。
あくまで仕事のやる気のある社員だと。
馬鹿か?
その仕事とはセックスのことを言っているのでしょうか。
あまりに前進のない話に、彼女の履歴書から電話をすると、しっかり電話に出ました。
急いで来いと。
聞こえるか聞こえないかわからない声で、行きますと言い待つこと一時間ちょっと。
職場からほんの数キロのところに引っ越してきたバカ女。
「さてどうする?今洗いざらい話すか、裁判するか」と言ったら、
あっさりやることやってると認めました。
何度やってるかわからないほどやってると。
聞こえるか聞こえないかわからない声は変わらない。
どんどんイライラが募っていきました。
こんなのがいいのかと。
こんなのに負けたのかと。
一方で、こんなのだから行ったのかと。
私はお断りしていたんだけど、あまりにも何度も誘ってきて、そのうちに好きになりました。とさ。
あくまで自分は悪くないとでもいうかのように。
それを受けて夫は、自分から誘っているから彼女に悪いことをしたと言うばかり。
いやいや、かばうところ違うだろと。
でもお花畑の夫の脳は違います。
私が攻めれば夫が彼女をかばう。
今考えれば当たり前の構図です。
それでもやめられなかった。止められなかった。
彼女には会社を辞めてもらいました。
がしかし、もう会わないという一筆をもらうことを忘れてしまった。
いや、もらったところできっと何の意味もなさなかったと思う。
彼女を送っていくと言い出す夫。
もう二人の関係を断ち切ることしか考えなかった私。
結局私が送っていきました。
その時は、消え入りそうな彼女が可哀そうに思えてしまったから。
そんな考えが甘かった。
女には幸せになる権利があると伝えました。
ハイ、ありがとうございます。と何度も彼女は言いました。
でも結局ここから長い戦いは続くのでした。
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